パータグラッセ活用方法のご紹介

艶やかな仕上がりと使いやすさでご好評いただいている大東カカオの「パータグラッセ」シリーズ。
パータグラッセはナチュラルな色調と素材本来の風味を生かした口どけの良さが特徴。美しい艶にもこだわった、最大限クーベルチュールに近づけたハイグレードなコーティングチョコレートです。
このパータグラッセ、実はコーティング以外の用途にもお使いいただけます!
今回は、通常のコーティングにとどまらないパータグラッセの活用方法について、ご紹介します。
①テンパリングタイプチョコレートの置き換え
通常、テンパリングタイプのチョコレートを使用しているシャンティ・ガナッシュ・焼き菓子などのレシピにおいて、テンパリングタイプの一部またはすべてをパータグラッセに置き換えることが可能です。
【参考配合】パータグラッセへの置き換え可能量
ルッシュ | ディアス | レタージュ | リュクブラン | |
シャンティ | 50% | 50% | 50% | 置き換え不可 |
ガナッシュ | 100% | 100% | 100% | 50% |
ブラウニー | 50% | 100% | 100% | 50% |
ガトーショコラ | 50% | 50% | – | – |
※各製品名をクリックすると、製品紹介ページに移ります。
※レシピ詳細については担当営業もしくはお問い合わせフォームからお問い合わせください。
【例】
パータグラッセ ルッシュを使用したシャンティを作る場合
テンパリングタイプチョコレート:パータグラッセ ルッシュ=5:5で配合
チョコレートの合計量はテンパリングタイプのみの時と同様
【使用方法】
一部を置き換える場合:テンパリングタイプとパータグラッセを一緒に溶かし、従来の方法でシャンティやガナッシュ、焼き菓子などに混ぜ込む
すべてを置き換える場合:パータグラッセを溶かし、従来の方法でシャンティやガナッシュ、焼き菓子などに混ぜ込む
②デコレーション
お菓子のデコレーションとして、線掛け・転写シートにもご使用いただけます。

【使用方法】
<線掛け>
1.パータグラッセを溶かす*。
*温度:ルッシュ 55℃ ディアス 50℃ その他 45℃(上限55℃)
2.好みの固さになるまで調温し、スプーンやコルネなどで線掛けする。
3.室温もしくは冷蔵で固める。
<転写シート>
1.パータグラッセを溶かす*。
*温度:ルッシュ 55℃ ディアス 50℃ その他 45℃(上限55℃)
2.パータグラッセを30~32℃に調温し、転写シートに塗り広げる。
3.室温もしくは冷蔵で固め、転写シートをゆっくりはがす。
テンパリングの必要がないので、手軽にデコレーションが可能です。
③ボトミング
生ケーキなどのデコレーションとして、ナッツなどを加えてボトミングすることも可能です。

【使用方法】
1.パータグラッセを溶かす*。
*温度:ルッシュ 55℃ ディアス 50℃ その他 45℃(上限55℃)
2.ナッツ等(写真はローストアーモンドダイス)を加えて混ぜ、30~32℃に調温する。
3.ケーキの周りにかける/つける。
④ガナッシュケーキの天面

ガナッシュケーキやオペラなどの仕上げとしても使用可能です。
【使い方】
1.パータグラッセを溶かす*。
*温度:ルッシュ 55℃ ディアス 50℃ その他 45℃(上限55℃)
2.ケーキを冷蔵庫から30分ほど出して常温に戻し、31~36℃に調温したパータグラッセをかける。
パータグラッセのリニューアル内容はこちら
さらに9種類あるパータグラッセのうち、「パータグラッセ ルッシュ」「パータグラッセ ディアス」「パータグラッセ レタージュ」が、この秋リニューアルしました。
リニューアル内容については下記リンクから特集記事をご確認ください!
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